会社設立のお知らせ
これまで個人事業として運営してまいりました「4月のさかなデザイン社」を改め1月4日をもって「合同会社4月のさかな」を設立いたしました
これもひとえに皆様方の温かいご支援の賜物と深く感謝しております
今後は なお一層皆様の御要望にお応えできるよう誠心誠意努力する所存ですので 何とぞ倍旧の御指導 御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます
合同会社4月のさかな
萩原めぐみ
川田真由美
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4月1日に食べるお菓子に「Poisson d‘Avril(ポワソンダブリル)」というケーキがあります。フランス語でPoissonは魚、d’Avrilは4月という意味です。7年前、私(ま)がフリーランスになるにあたって、自身の誕生日にちなみ、デザインとお菓子の融合を思い描いて屋号としました。菓子屋としては『めぐみ焼菓子店』と“めぐみ”の冠を掲げながら、事業主体は真由美、という不可思議な体系。めぐみ焼菓子店の活動を本格始動するにあたっては、お菓子を作る本人・めぐみよりも私・真由美の想いの方が強かったと思います。
パティシエ(お菓子屋さん)と言えば、今も昔も変わらず女の子の憧れの職業です。でも、実際には力仕事だし、長時間労働だし、男性が大多数。めぐみが就職した菓子屋も、製造はみんな男性でした。職人の世界です。女性には、結婚・出産・育児と、ライフステージの中でどうしても仕事をストップせざるを得ないタイミングがあります。PCひとつあればいつでもどこでもできる仕事もありますが、設備がなければ出来ない仕事。どうしても「自分でやる」が「お店を持つ」とイコールになります。説得には時間を要しました。(説得には至っていなかったとも思います。)
どういう形であれ、私はめぐみにお菓子を作り続けて欲しかった。やめないで欲しかった。小さくていい。お店も持たなくていい。売りたい時に売りに行けばいい。私が売りに行けばいい。(だって美味しいでしょう!!?←身内贔屓が過ぎる。笑)とにかくお菓子を作り続けられる環境を整える。自分がフリーランスになるタイミングで製造場所を確保し、半ば強引にスタートさせました。(めぐみの出産と今のアトリエの契約はほぼ同じタイミングでした。)
振り返っても、やっぱり同じことを思います。願いはひとつ「楽しく(好きなお菓子を)作り続けたい」だけなのに、仕事か出産・子育てか、どちらかしか選択できないのはおかしいし、「子育てがひと段落したら、いつかやろう」の“いつか”は絶対にやって来ない。いつかが巡ってきた頃には、あの頃の情熱なんてきっとないし、腕も不確かなものになっている。「ありがとう。年々仕事が楽しくなってるよ。」とめぐみが言ってくれるのは、是幸いなことです。
「夢を追いかけている」ように思われがちですが、ただただ「楽しく作り続けたい」それだけです。しばらくはこれまでと変わらず2人体制ですので、特段大きな変化はありません。
繁忙期に加え、秋の店舗オープン計画準備と重なり、年明けの法人化から3か月遅れてのご報告となりましたこと、ご容赦ください。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
季節の焼菓子とジャム | めぐみ焼菓子店
2018年4月より、菅生にて姉妹2人で始めた「めぐみ焼菓子店」。場所を平に移し、新たにパン部門を併設した形で2024年10月に実店舗をオープンしました。
神奈川県川崎市の北部に位置する宮前区。 海浜エリアとは違う、畑も多い地域です。これまでクッキーやジャムにはあまり使うことのできなかった地元農家さんの野菜を取り入れて、「自分の暮らすこの街がもっと好きになる」そんな気持ちを育んでいけたらと思います。
春夏秋冬、めぐる季節を追いかけて。パンも焼き菓子も、毎日食べても飽きない『価値ある普通』を追求していきます。
屋号 | 合同会社4月のさかな/めぐみ焼菓子店 |
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住所 |
〒216-0022 神奈川県川崎市宮前区平3-10-7 街ノ停留所 菓子棟 |
営業時間 | 7:00〜16:00 |
定休日 | 月・火 |
代表者名 | 川田真由美(カワタ マユミ) |
info@megumiyakigashiten.com |